コーヒー抽出時のペーパーフィルターの重要性
なぜ、ペーパーフィルターのおすすめをわざわざ取り上げるのかと思う方もいらっしゃるかと思いますが、コーヒーメーカーやペーパードリップで使うペーパーフィルターは、コーヒーの香りや味を左右するので、とても重要です。
今まで何気なくドリップペーパーを買っていた方が多いかと思いますが、メーカーによってはペーパー自体の香りが強くでコーヒーを抽出した時に、香りや風味の邪魔になる時があります。
私もコーヒー初心者の時は気にした事もなかったですが、コーヒーを研究して追求すればするほどペーパー自体の香りなどが気になるようになってきました。
実際に、ペーパーだけの状態にお湯を注いで飲んでみると、メーカーによっては独特なかなり紙くさい匂いがお湯についてしまいます。
特に高品質なスペシャルティコーヒーを薄めに抽出したい時や浅煎りの豆を抽出したい時には、紙の匂いが気になってしまってペーパードリップをやめてフレンチプレスで淹れる時があるくらいです。
ただの紙なのですが、こだわりはじめるとドリッパーよりも大切な役割をしています。
ペーパーフィルターで美味しいコーヒーを抽出する3つの条件
ペーパーフィルターで美味しいコーヒーを抽出する条件は3つあります。
[box05 title=”ペーパーフィルターで美味しいコーヒーを抽出する条件”] 1.豆のクオリティが高くて焙煎も良く、焙煎したばかりの新鮮であること2.美味しいお水を使用し、さらにお湯の温度が最適であること
3.ペーパーフィルターの匂いが抽出されたコーヒーにうつらないこと
[/box05]
この3点が全て揃うと、自宅でもカフェでも香り高くて味わい深い本当に美味しいコーヒーを飲むことができます。
ペーパーフィルターには、漂白タイプと無漂白タイプがありますが、漂白タイプの方が紙の匂いがしにくです。
無漂白タイプの方がエコで環境には優しいのですが、実際に漂白と無漂白のペーパーを使用してコーヒーを淹れてみると明らかに違いがわかります。
また、漂白タイプの中でもおすすめなのが炭火焙煎コーヒを販売している南蛮屋の「紙だけどネルドリップ コットンパワー コーヒーフィルター」です。
もし、気に入ったペーパーフィルターが家の近くで見つからない方は、ペーパーが不要なゴールドフィルターがおすすめです。
何度も使えてエコですし、紙と違って豆のオイルも抽出されるのでフレンチプレスのようなダイレクトな味わいを楽しむことができます。