この記事でわかること
美味しい状態を保つには保存方法が大切
焙煎したてのコーヒー豆は鮮度が高く香りも良く甘みなどもあります。
しかし、焙煎後からすぐに劣化が始まり日に日に鮮度が落ちていくので美味しい状態を保つには保存方法が大切です。
基本的には焙煎後の豆や粉は、すぐに飲むなら常温・少し長持ちさせたいなら冷蔵・1ヶ月くらい長持ちさせたいなら冷凍が基本です。
また、粉よりも豆の方が香りが逃げにくいので飲む度に豆を挽くのがおすすすめ。
美味しく保存するには酸化と劣化を防ぐのがポイント
今までの経験から私がおすすめするコーヒーの保存方法をご紹介します。
インターネットで調べていると様々な保存方法が紹介されていますが、皆さんが一番悩むのはどうやったら日数が経っても美味しいコーヒー豆のままで保存できるかです。
コーヒー豆は、焙煎直後から劣化が始まります。空気に触れることで酸化が始まって、酸化しているコーヒーは嫌な酸味があり、胃がもたれやすくなります。
コーヒーを飲むと胃がもたれる方は、是非焙煎したばかりの新鮮なコーヒー豆で淹れたコーヒーを飲んでみてください。
きっと、今まで飲んでいたコーヒーとは全く違う体験ができます。
まず、自宅で美味しいコーヒーを飲みたい方は、焙煎したばかりの新鮮なコーヒー豆を買うのが絶対条件になります。
さらにコーヒーは、出来たら豆の状態で保存するのが一番良いです。
粉の状態になると空気を触れる面積が多くなるため、急速に劣化しが進み香りがとんでしまいます。
ただ、豆のまま購入する場合にはコーヒーの豆を挽くミルが必要になってくるので、ミルを持っていない方や毎回豆を挽くのが面倒な方は粉のままでも大丈夫です。
保存する際に、特に注意が必要なのはコーヒー豆は匂いを吸収する力が強いことと夏場の暑い時期には劣化が早いことです。
コーヒーを入れた後の粉は、脱臭剤としても使用できるほど匂いを吸収する力があります。ですので、保存する時には他の食品の匂いがつかないようにジプロックや瓶などに入れます。
また、劣化をとめる一番の方法は冷凍保存です。
冷蔵庫でも良いのですが、3日間くらいですぐに飲みきる時だけで、あとは冷凍してしまった方が美味しい状態が続きます。
もちろん、常温でも冷蔵保存でも3日以上過ぎても飲めますが、明らかに味や香りが落ちてしまいます。また、酸化して酸味が強くなります。
うちでは、コーヒーを豆の状態で買ってきたら袋のままジプロックに入れて、すぐに冷凍保存します。冷凍保存することで1カ月くらいは美味しく飲むことができます。
飲むときは解凍などはせずに、そのままミルで挽いて大丈夫です。
コーヒー豆は水分が少ないので、カチカチには凍らないので普通に挽くことができます。
コーヒー豆の保存で悩んでいる方は、是非冷凍してみてください。
美味しいコーヒー豆を自宅でも美味しく楽しむことができます。
豆の状態にあった保存方法
コーヒー粉(挽いたコーヒー)の保存方法

コーヒー豆と同様でゴム製のパッキンが密閉できる入れ物がオススメです。コーヒー豆は脱臭などにも使われるように匂いを吸収しやすいです。保存するときには匂いの強い物を近くに置かないか密閉できる入れ物で匂いが移るのを避けましょう。
また、挽いて粉状にしてしまうと劣化や酸化がとても早く、香りも逃げやすいので、早めに飲むのがおすすめ。
常温の場合 | すぐに飲むならおすすめ。夏場は劣化や酸化が早いので、3日以内くらいがおすすめです。 |
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冷蔵の場合 | 常温よりは冷蔵の方が温度が安定しているので長持ちします。冷蔵庫の中の匂いがコーヒー豆に移らないように保存容器は密閉性の高いものがおすすめです。1週間以内がおすすめです。 |
冷凍の場合 | 2週間くらいは大丈夫。冷凍してあれば2週間以上経っても飲めますが、香りはあまりなくなり、風味もかなり落ちてきます。 |
コーヒー豆の保存方法

ゴム製のパッキンが密閉できる入れ物がオススメです。コーヒー豆は脱臭などにも使われるように匂いを吸収しやすいです。保存するときには匂いの強い物を近くに置かないか密閉できる入れ物で匂いが移るのを避けましょう。
また、挽いて粉状にしてしまうと香りが逃げやすいので、豆の状態のコーヒーは飲む度に挽くのがおすすめです。
常温の場合 | すぐに飲むならおすすめ。1週間くらいは常温保存でOK。 夏場は劣化や酸化が早いので、3日~1週間以内がおすすめです。 |
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冷蔵の場合 | 常温よりは冷蔵の方が温度が安定しているので長持ちします。冷蔵庫の中の匂いがコーヒー豆に移らないように保存容器は密閉性の高いものがおすすめです。1~2週間以内がおすすめです。 |
冷凍の場合 | 1カ月くらいは大丈夫。冷凍庫の中の匂いがコーヒー豆に移らないように保存容器は密閉性の高いものがおすすめです。冷凍してあれば1カ月以上経っても飲めますが、風味などが少しずつ落ちてきます。 冷凍のコーヒー豆は飲む際に解凍はしなくて大丈夫です。凍っていても水分がすくないので、そのままコーヒーミルで挽いてしまって大丈夫です。気になる方は解凍してからでもOK! |
焙煎したてのコーヒー豆は炭酸ガスが発生するので、完全に密閉せずに通気口を作ります。お店で購入した場合はパッケージにガス抜き用の穴が空いてしますが、ご自分で焙煎した場合には袋にしまう際に完全に密閉しないように気をつけましょう。
生豆の保存方法

生豆は湿気に弱いので注意しましょう。直射日光が当たる場所なども痛む原因です。
高温多湿を避け通気性の良い袋に入れて、風通しの良い場所で2~3年は保存可能です。
コーヒー豆・粉のおすすめ保存容器
澤井珈琲 コーヒー専門店のコーヒー専用の保存缶
カルディ オリジナルキャニスター缶
Ball メイソンジャー
LOLO ロロキャニスター
LOLO ロロ保存容器キャニスター
HARIO ホーロー ティー&コーヒーキャニスター ボナ
