美味しいコーヒーは焙煎前の生豆が大切
今日は、コーヒー豆と美味しいコーヒーの関係についてご紹介します。
私たちが普段コーヒーショップやカフェでよく目にするコーヒー豆は、焙煎してある茶色くで良い香りがする豆だと思いますが、写真の豆は、コーヒーの生豆です。
緑っぽい色をしているので、GreenBeans(グリーンビーンズ)とも呼ばれます。
焙煎前の豆は、青くさい匂いでまったくコーヒーの味や香りはしないです。
新鮮な生豆は、綺麗な色をしていて、ツヤツヤと水分も多くてみずみずしいのが多いです。
野菜や果物と同じで、新鮮だと見た目も元気です。
美味しいコーヒーには、この生豆自体が品質が良くてクオリティが高いことが絶対条件になります。
コーヒー豆の種類やグレード
コーヒー豆は、産地で分けられたり、品種で分けられたり、希少価値やグレードがあったりします。
産地だと、ブラジル・グァテマラなどです。
コーヒーが育った国が産地ですね。
基本的には温かい場所でしか育たないので、暑い国が多いです。
日本だと八丈島で栽培している方を本で見かけたことがあります。
コーヒーの品種
品種は、ロブスタ種(カネフォラ種)とアラビカ種になります。
ロブスタ種(カネフォラ種)は、成長が早くて強いのでたくさん生産することができるので、流通する時も比較的低価格です。
だから、インスタントコーヒーとか缶コーヒーに使われる時も多いみたいです。
でも、最近は、インスタントコーヒーも缶コーヒーも高品質でこだわりのものが多くなってきているので、全てがロブスタ種(カネフォラ種)を使っているとは限らなそうですね。
希少価値は、ブルーマウンテンやハワイアンコナなどです。
そこの場所でしか栽培出来ない、生産量が少ないので希少価値が高くて高級品になります。
「希少価値=美味しい」となるかは微妙です。
でも、個人的にハワイアンコナは好きなコーヒー豆です。
コーヒーのグレードとは
グレードは、最近良く耳にする「スペシャルティーコーヒー」などです。
スペシャルティーコーヒーと呼ばれるコーヒー豆は、全体の5%くらいです。
その中でも、国際審査でコーヒー豆の香り・風味・質感・バランスなどトータル的な美味しさを認められたコーヒーは、CEO(Cup of Excellence/カップ・オブ・エクセレンス)といって、とても人気があります。
コーヒー豆の説明が長くなってしまいましたが、スペシャルティーコーヒーなどの生豆自体が品質が良くてクオリティが高いときちんと焙煎するととっても美味しいコーヒーが出来上がります。
コーヒーも素材が大切ですね。
お肉を焼くのと同じです。
A5ランクの高級肉を一流のシェフが焼いてくれて盛り付けてくれたら、とっても美味しいステーキができますよね。
それと同じで、コーヒーも高品質の生豆を一流の焙煎職人(ロースター)が焙煎して、きちんとした抽出方法で上手く淹れればとても美味しいコーヒーが出来上がるという事です。