まずいコーヒーといったらどんなものを思い浮かべますか?
今日は、美味しいコーヒーとまずいコーヒーの違いって何?について書きたいと思います。
コーヒーが好きな人なら、必ず美味しいコーヒーとまずいコーヒーに出会ったことありますよね。
美味しいは分かるのですが、まずいコーヒーって定義が難しいですよね。
缶コーヒーやインスタントコーヒーは、ハンドドリップなどに比べたら風味も香りも落ちますがそれをまずいというのか。
それとも、缶コーヒーやインスタントコーヒーは美味しいコーヒーを考える時に含まないのか。
今回は、缶コーヒーやインスタントコーヒーは除外して考えたいと思います。
皆さんが思うまずいコーヒーってどんなものですか?
ちなみに、まずいと嫌いは別です。
美味しいけど嫌いな香りや味ってありますよね。
私もコーヒーを飲んでいてると、酸味が強くて苦手な味だけど、美味しいコーヒーだなって思うものはあります。
私が思うまずいコーヒーは、胃がもたれたり、ミルクを大量に入れても飲めないコーヒーです。
あとは、コーヒー独特の焙煎してから古くなってしまっている酸化しているような味がするコーヒーはまずいなって思います。
美味しいコーヒーの4ステップ
美味しいコーヒーが出来るまでには、4つステップがあります。
- 豆の質
- 焙煎の技術
- 抽出の仕方
- 保存方法
今回は自宅で美味しいコーヒーを楽しむためのポイントをご紹介します。
1.豆の質
まず、コーヒー豆を購入する際に、高品質な豆を使用しているコーヒーを選ぶ事。
先日の「コーヒー豆と美味しいコーヒーの関係」紹介したようにスペシャリティコーヒーやCOE(カップオブエクセレント受賞)の豆を購入しましょう。
→スペシャルティコーヒー!一度は飲みたいカップ・オブ・エクセレンス受賞のコーヒー
2.焙煎の技術
焙煎のしっかりとした知識や技術を持っていて、経験のあるロースターが焙煎しているコーヒー豆を購入する。
どんなに高品質なコーヒー豆でも、焙煎の仕方が良くないとやっぱり美味しくなくなってしまうので、同じ店舗で何度が購入して「いつも安定した味で美味しいな。」と思えるコーヒー豆を購入します。
知識や経験が浅いロースターが焙煎していると、毎回コーヒーの味がブレます。
美味しい時もあれば、あまり美味しくない時があったり、焙煎度合も浅めだったり深めだったりとバラツキがでやすいです。
また、購入する際のポイントとして、焙煎してすぐのものを買いましょう。
コーヒーは焙煎したと同時に劣化が始まります。
なので、少しでも新鮮なものを買うのがポイントです。
コーヒーにこだわっているお店なら、必ず焙煎日が記載されています。
さらに、コーヒーミル(豆を挽く器具)がある場合は、豆の状態で購入するのがベストです。
コーヒーミルを持っていない場合は、粉で購入するしかないのですが粉になっているコーヒーはすぐに香りが飛んでしまうので、コーヒーミルを買うのがおすすめです。
安いものだと手動になってしまいますが、1500円くらいから販売しています。
3.抽出の仕方
次に、抽出の仕方もとても大切です。
自宅でコーヒーを淹れる場合は、ハンドドリップやフレンチプレスが多いですね。
ハンドドリップやの場合は、お湯の温度・コーヒー豆(粉)の量と抽出量に注意するのが大切です。
お湯の温度は、90℃前後がおすすめです。私は、豆によって温度を変えています。
また、コーヒー豆(粉)の量と抽出量は、一人分だと18~20gくらいの多めの豆(粉)で150ccくらい抽出します。
さらに、きちんと蒸らしの時間をとったり、丁寧に一定の時間と量でお湯を注ぐことでとても美味しいコーヒーが出来上がります。
4.保存方法
最後に、保存方法が美味しいコーヒーを長く楽しむコツです。
基本的には、3日くらいですぐに飲む場合は常温または冷蔵庫。
夏場は暑いと劣化が早いので冷蔵庫がおすすめです。
1週間以上楽しみたい場合は、冷凍庫。
冷蔵庫や冷凍庫にしまう場合は、他の食品の匂いが付かないように真空にしたり密閉してください。
常温の場合も、ゴムパッキンのある入れ物やジップロックなど真空や密閉した方が長持ちします。
この4ステップのどれか一つでも欠けていると、急激にコーヒーがまずくなります。
美味しいコーヒーを飲みたい時は、是非、このステップを思い出してみてください。
簡単ですが、美味しいコーヒーとまずいコーヒーの違いって何?についてでした。
近日中にコーヒーの抽出方法などを紹介できたらいいと思っています。